日本には包茎で悩む男性が多く、その大半が仮性包茎です。
世界中の男性も同様に仮性包茎が圧倒的に多く、一部の国ではスタンダードペニスと言われているほどです。
しかし、カントン包茎や真性包茎の割合は少ないため仮性包茎と比べて情報が少なく、前提知識を得ようとしても同じような情報しか手に入りません。
その情報が正しいのか理解している方は少なく、治療したいと思っていても確信が持てずに踏み切れない方は多いのではないでしょうか。
この記事では、真性包茎に悩む方がどうすれば適切な前提知識を得られるのか、どう改善すればいいのかなどを紹介していきます。
適切な前提知識を得るにはどうすればいいか
現代ではインターネット上で無数の情報を閲覧することができ、検索ワードによってはほぼピンポイントで調べることが可能です。
真性包茎の情報は多くの泌尿器科や美容整形外科のホームページに掲載されており、医学ベースの情報から知識を得ることができますし、そのクリニックが行っている治療方法も同時に閲覧することができます。
個人が運営しているようなブログにも真性包茎の情報が書いてあることがありますが、医師が提供している情報以上のものは中々ないと言えるでしょう。
また、包茎は3つの種類に分かれていますが、それぞれ個人差があるため自力で改善できるものからできないものまであり、実際にはクリニックへ行きカウンセリングを受けないと分からないことだらけです。
前提知識というのはあくまで包茎の基本的な情報や、亀頭の成長や放置しておくとどうなるかなどのデメリットを知ることで十分と言えます。
どれだけ軽度の包茎でも自力で完全に治る方はごくわずかで、大多数の方は包茎手術で改善していますし、誤った情報を信じて改善しようとすると最悪の場合怪我や病気に繋がってしまうのです。
医学用語などの分からない言葉は、自分で調べることも大事になります。
サイトの情報はソースが大事
前述した泌尿器科や美容整形外科のホームページに載っている情報は、医師免許を持った方たちが医学や実務から学んだことなので信頼できます。
しかし、インターネット上には医師でない方も専門家のように情報を拡散することができ、現代はSNSの流行もあって正しくないといえるものが飛び交っているのが現状です。
大事なのはソース(源)がどこなのかを知ることで、掲載されている情報は二の次にすることで正しい知識を得ることができます。
サイトやブログには引用元であるソースが書かれていることが一般的ですが、クリニックのホームページは医師や症例がソースであることが多く、引用元や情報源が載っていないことがありますが、実際に治療を行っているためソースの信頼度としては最高度と言ってもいいでしょう。
個人が運営するブログやホームページは、運営者が医師免許を持っている方なら問題ありません。
中にはある程度の個人情報も分からずどこからか拾ってきた情報を、文体や語尾を変えるだけでそれっぽく語っているサイトはアクセス稼ぎや広告クリック目当てであることが多いので、ソースの信頼度としてはさほど高くないと思っていいでしょう。
真性包茎の治療は自力では難しい
真性包茎は、仮性包茎やカントン包茎と違って唯一保険が適用される包茎です。
仮性包茎やカントン包茎は地道な努力で自力で改善させることが不可能ではないものですが、真性包茎を自力で改善させようとしても、包皮の先端が若干広いごく一部の方を除いてほぼ不可能と言えるでしょう。
保険が適用される理由の1つに、亀頭を露出させることができないということが挙げられます。
仮性包茎は問題なく剥くことができますし、カントン包茎は剥いた包皮が締め付けられ腫れてしまう状態のことを指すため、亀頭自体は清潔に保つことが可能です。
しかし、真性包茎は剥くことが困難なため常に亀頭と包皮の間が不潔になってしまうだけでなく、カスや尿の残りから嫌な臭いが出てしまいます。
皮膚が柔らかくなりやすい入浴時に、石鹸などを使って亀頭を露出させようとしても、そもそも先端しか洗うことはできませんし、無理やり剥けた場合も重度のカントン包茎になって治療しなければなりません。
そのため、真性包茎の方がクリニックでカウンセリングを受けると、必ずといっていいほど包茎手術をすすめられます。
また、亀頭が成長していないため増大し治療も進められることがあります。
まとめ
軽度の仮性包茎以外は基本的に包茎手術が必要で、中には自力で治したと書いてあるサイトもありますが、それは宝くじが当たった方の体験談を読むようなものです。
特に真性包茎は歴とした病気であるため、治した方がいいものとして捉えるべきでしょう。
真性包茎で悩んでいる方にとって、治療が必要だったり亀頭の成長に関するデメリットは目をそむけたくなるかもしれません。
しかし、都合のいい情報ばかり収集しても現状から脱却することはできませんし、ちゃんと信頼できるソースを基にした情報から得た知識から治療法を見つけていった方が改善の近道になります。
専門のクリニックサイトで真性包茎の事を確認